こんにちは、管理人の俊一です。


今回は、あがりを抑えるための呼吸法について、
お話ししたいと思います。


人は、緊張してくると、無意識のうちに、
心拍数が上昇したり、血圧が高くなったり、
汗をかいたり、呼吸が速く浅くなったりします。

これは、人がストレスを感じることによって、
脳内でノルアドレナリンが分泌され、
交感神経が刺激されることによって起きる現象なんですね。


これらのうち、心拍数や血圧や発汗などといったものは、
自分の意思では、どうにもコントロールすることができません。

しかし、呼吸というものは、違います。

普段は、無意識に、呼吸を行っていますが、
自分の意思でもって、意識的に呼吸を行うこともできますよね。

つまり、人間の体の中で、呼吸だけが、
無意識レベルでも、意識レベルでも、
コントロールすることができるものなんです。


この「呼吸は自分の意思でコントロールできる」という
性質を利用して、あがりをコントロールすることができるんですね。


先ほど、お話ししたとおり、
人は、緊張により交感神経が優位になると、
呼吸が速くなり、浅くなってきます。

しかし、反対に、
リラックスして、副交感神経が優位なると、
呼吸がゆっくりになり、深くなります。



それでは、自分の意思で、
呼吸をゆっくりと深くすれば、どうなるでしょうか?



もう、おわかりですよね。


そうです。呼吸をゆっくりと深くすれば、
副交感神経が優位になり、心を落ち着かせ鎮静化させ、
リラックスできる状態になるんです。


ですので、あがりを感じたときに、
深呼吸をすると、リラックスした状態になり、
あがりを抑えることができるんです。


深呼吸

それでは、深呼吸はどのようにすれば、
あがりを抑えるのに効果的なのでしょうか?


それは、腹式呼吸を使った深呼吸がお勧めです。


やり方としては、イスなどに腰掛けたゆったりした状態で、
目を閉じます。

ポイントは、吐く息に意識を集中させることです。


1.口をすぼめて、ゆっくりと、
できるだけ、細く長くなるように、息を吐いていきます。
そのとき、息を吐くと共に、お腹を凹ませていきます。


2.息を吐ききったら、口を閉じて、
今度は、鼻から息をゆっくりと自然に任せて吸います。
このとき、吸うに従って、お腹を膨らませます。

3.これを10回繰り返します。


あがりそうなときには、
このような深呼吸を前もって行うことによって、
心を落ち着かせることができ、体も心もリラックスした状態へと
導くことができます。


また、日頃から、このような深呼吸を行うと共に、
こちらの記事(自己催眠であがり症を克服する方法)
紹介した方法も練習しておくことによって、
よりあがりにくい体質になることができます。