今回は、高校2年生の女性の方から、
赤面症についての相談をもらいましたので、
答えていきたいと思います。


【質問】

私は、日頃から、ほんのちょっとしたことで、
すぐに顔が赤くなります。

例えば、街で知らない人に話しかけられたり、
あるいは、教室で男子(例え、好きな子でなくても)に
話しかけられたりすると、赤くなってしまうんです。

また、授業中、前に出て何か発表をしなければいけないときも、
顔が赤くなってしまいます。
心臓もドキドキして、汗もすごくかくんです。

それで、今すごく悩んでいます。

最近では、これらがコンプレックスになっていて、
人とうまく話そうとしても、顔が赤くならないか心配で、
顔ばかり気にしてしまい、うまく話すことができません。

赤面症を治すのに、何か、いい方法はありませんか?

教えてください。お願いします。


恥ずかしがる

【回答】

ぼくも、赤面症には小さい頃から悩まされていたんで、
相談者の方の気持ち、よくわかります。

特に、学生時代は、バカな友達から、
「あぁ~、また赤くなっている!」なんて、
人の気持ちも知らないで、ツッコまれると、
余計に意識しちゃって、
さらに赤くなってしまうんですよね。


顔が赤くなるという症状は、
人が緊張したとき、あがったときの一つの症状です。


そういったあがりの症状は、
こちらの記事(あがり症を発症する原因について)にも、書きましたが、
人が、危険から身を守るために元々備えている防衛本能によって、
必然的に引き起こされる普通の現象なんです。

赤面症の人は、そのような状態のときに、
特に、顔が赤くなりやすい体質なわけです。


なので、ぼく自身も、あがり症を克服した今でも、
時と場合によっては、顔が赤くなることもありますし、
それは、自然の現象なんだと、思うようにしています。

但し、あがりを自分でコントロールできるようになっているので、
すぐに、平常な状態に戻すことができるんですね。


ですので、あがりをコントロールできるようになれば、
赤面症の症状を抑えることは可能です。


そのためには、まずは、自分に意識を向けないことが大切です。

赤面症の人は、どうしても、そのような場面になると、
以前の記憶から、
「今回も、顔が赤くなったらどうしよう。」とか、
「顔が赤くなって、変に思われたらどうしよう。」とか、
自分(特に、自分の顔)に意識が集中してしまうため、
自分の思いとは、うらはらに、顔が赤くなってしまうんですね。

そして、自分で顔が赤くなっているのを感じると、
「顔よ。赤くなるな!」とか、
「また、顔のことでからかわれる」とか、
「相手に『変に意識されている』と思われたりしないかしら」とか、
さらに、自分に意識が向いてしまうため、
ますます、顔が赤くなるという悪循環を招いてしまいます。


そこで、このように自分に意識が向くのを、止める必要があるんです。

そのための方法として、まずは、開き直ることです。
「顔が赤くなってしまう」と意識する前に、
「例え、顔が赤くなってもいいじゃん」と意識を切り替えるんです。

「顔が赤くなってもいい」
「周りにどう思われようがいい」
と思うことによって、
自分に過度に意識が向くのを止めることができます。

次に、自分以外のものに、意識を向けるようにします。

例えば、相手と話をしている場面では、
相手の表情や仕草を注意深く観察したり、
相手の話に集中したり、
あるいは、
自分の話す内容に意識を集中したりするようにします。

そうすることによって、自分に意識が向くのを抑えることができ、
徐々に、平常な状態へと落ち着いてきます。



ある意味、体質にも関わってくるので、
赤面症を完全に治すことは難しいですが、
自分であがりをコントロールできるようになれば、
症状も出にくくなりますので、頑張ってみてください。